最近の福袋は多様化しております。
デパートの福袋を目当てに千数百人ならんだとか、人気のドコソコの福袋などは開店後数十秒で売り切れ、などニュースにもなっております。
某服屋でも販売いたしました。
中身が分からないものは中々買いにくいものです。
ですので、某服屋では中を開けて販売しております。
お客さまの中には毎年お買い上げ下さる方もいらっしゃいます。
その中のお一人に、
通称「福袋おばさん」と呼ばれている方がおられます。
この「福袋おばさん」昨年もいらしたそうですが、家族分、お買い上げ下さいます。
ええ、お買い上げは下さるのです!!昨年いらした時は、中を開けて販売していることをいいことに、全ての福袋を開けて中をチェックするのです!!
そしてジャンパーなどで全く同じ商品でも、どちらがより綿がフワフワか、フードの縁についているファー(毛皮)が潰れていないかまでチェックし、果ては色やサイズを入れ替えようとします。
...あのう、福袋なんですけどぉ~福袋って意味分かってます!?と、言いたくなります。
あまりにもマナーが悪すぎますし、ほっとけば何をするか分かりませんので、某福屋店員のaiさんが接客に行ったそうです。
ですが、「福袋おばさん」はaiさんを追っ払います。
追っ払われても引き下がる訳にはいきません。
頃合を見計らって接客します。
「福袋おばさん」aiさんを追っ払います。
それを何度かくりかえした後、家族分をお買い上げくださったそうです。
最後にaiさんに向かって
「ブス!!」と捨て台詞をのこして...。
スタッフはもちろん、その当時のO店長などは大変御立腹で、「そんな方は来てくれなくていい!!来年からは福袋を開けては売らない!!」と宣言されたそうな。
と、ここまでが去年のお話。
で、O店長は某服屋H店からS店に転勤されました。
現在のH店のF田店長と供にオ川さんからそのお話を聞いただりあは「おまえがブスじゃあ!!性格ブス!!」と怒り、H店では福袋を開けて販売しない、と申し合せが行われました。
新年もあけ、元旦・2日と福袋を接客しながら「”福袋おばさん”今年も来るのかなあ」「去年は2日に来ましたよ」などと話しつつ。
3日・4日と経ち...「”福袋おばさん”来ないねえ、、、」など、いつしか心待ちにするようになっていました。
そうこうしているうちにS店のO店長から情報が回ってきました。
「なーんか店の商品を荒らしまくっているお客さまがいるなあ....」などと思っていたそうです。
で、その方がレジに商品を持ってみえてハッキリと顔を見て思い出したそうです。
「あっ!!”福袋おばさん”だ!!」と。今年はS店に行かれていたのですね。
挨拶をしてお話をしたら、少し仲良くなったそうです。
そして最後に「(商品を)乱しちゃってごめんなさいねー」とおっしゃって帰られたそうな。
「福袋おばさん」を見てみたいと同時にホントに来たらヤダなあ~と思っていただりあは肩透かしを喰らったわけですが....。
いえもう、ホントに
迷惑ですっ!!!
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